No. 8/8

                        JUN. 06, 2004

  ■ 給水設備入門講座

                                          

(*)最後に

                                       

 法律上、水道と呼ばれるものは水道法で規制されています。

 実際の工事は公認店だけに許している企業体が多いですから DIY の可能性は少ないといえます。

 しかし、自分のものを良くするのに遠慮はいらないはずです。

 工事は無理でも設計は可能です。

 水道企業体からの指導あるいは要請に対しては、水道企業体が教えてくれるはずです。

 確認しながら進みましょう。

                                      

 田舎に行くと沢の水を生活用水に使用している家が結構あります。

 このような設備も立派な水道ですが、個人で引いている水道は水道企業体のような規制はありません。

 やろうと思えば工事もご自分でできます。

 ただし、衛生上の配慮は必要なので保健所等での相談程度はするべきでしょう。

 しかし、このような例でも設計方法は何にも変わりません。

 データは給水設備設計講座を開いてください。

 計算に必要なデータの「ありか」は一応全部揃えてあります。

                                        

 手計算では多くの時間が必要です。

 計算の前には必要なデータを選んでインプットしておく必要があります。

 この作業が面倒と思われる方には、いいソフトウェアがあります。

 配管の長さと配管付属品とその数を指定位置にインプットして、各区間の管径を入れると、合計の配管摩擦損失を算出してくれます。

 使用するデータはソフトウェアが自分で保有していて、最適なデータを選び出します。

 合計配管摩擦損失が、許容値を超えた場合あるいは許容値からかけ離れた場合は区間の管径だけを入れ換えてください。

 あらたな合計配管摩擦損失が瞬時に得られます。

 それが 給水管路設計用ソフトウェア

                   F. W. PIPER

                            です。

 オンラインソフト専門サイト Vector をお訪ねください。

 管径 25 A 以下(名前は下記)は無料で入手できます。

                  F. W. PIPER lf

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 管径 32A 以上を扱う場合は有料ですが、機能限定版(上記の無料版)をお試しの上 Laboratory Zero にご連絡ください。

    Laboratory Zero の連絡先はこちら;software@laboratory-zero.jp

                                          

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